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スタディツアー報告 第2回

GEJ事務所とカンボジア地雷対策センター訪問

スタディツアー3日目は、プノンペンにある豊かな大地(GEJ)の事務所と、その活動のパートナーであるカンボジア地雷対策センター(CMAC)を訪問しました。

GEJ事務所訪問

プノンペンにあるGEJの事務所は、現地での支援活動の拠点となる場所です。
事務所は、狭い住宅街の中にひっそりと構えていました。そこでソンバー副所長からGEJの設立から今にいたるまでを話してくれました。
【ツアーメンバーに説明するソンバー副所長】
GEJの活動も、はじめは農民の理解を得ることが難しかったそうです。しかし、ため池造成などの水の確保や、学校建設、農業訓練、インフラ整備などを地道に活動し続けたことによって、今では多くの農民から信頼されるようになりました。
 
ただ物を与えるのでは、いずれ物がなくなってしまう。
作物の栽培や家畜を飼育する技術を教えることによって、自分たちで食料を作る仕組みができ、未来のカンボジアをより豊かにしていきます。それを農民とともに目指し活動していると、話してくれました。
 
ツアーメンバーはメモをしたり、録音をしたりしてその話に耳を傾けていました。
その後も農民たち自身で生活できるような支援をする。そういったGEJの活動内容の根幹を教えてくれました。

【カンボジア地雷対策センター訪問】

カンボジア地雷対策センター(CMAC)は、カンボジアに埋められた無数の地雷を撤去しているカンボジア政府機関です。豊かな大地(GEJ)の活動を、GEJ設立時から支援・協力してくれています。
私たちはCMACの本部を訪れて、CMACの長官から現在のカンボジアの地雷除去の状況と、未来の展望について話を聞きました。
【山積みにされた地雷や不発弾】
【義足と武器】
CMAC本部には、活動地域の地図や活動内容について、また、除去した地雷や不発弾、戦争に使われた武器などが展示されているスペースがありました。決して広くはない展示室に、おびただしい数の不発弾、山のように積んである地雷、置くスペースが無いほどの武器に、戦争の恐ろしさを感じました。
 
CMACは今でも年間5万~6万個の地雷と不発弾を見つけて処理し、人が安心して住める土地を広げています。地雷による被害者も減ってきており、以前は被害者数が年に4000人であったのが、今では100人を割る程度にまで減っています。2025年までに、カンボジアに埋められた地雷を全て除去する目標を掲げて、今も活動を続けています。
 
そんなCMACから、GEJの地雷除去後の土地で暮らす農民への支援のおかげで、農民の暮らしが着実に豊かになっていると感謝の言葉をもらいました。地雷除去後の荒れ果てた土地で人々が生活できるように、道路の整備や農業技術の指導などを12年間つづけた成果が見えてきているようです。12年間、毎年みなさんから会費や多くの寄付をいただいて続けてきたことがだんだん実を結び始めていると考えると、うれしくなりました。
【訪問のお礼にメンバー全員にストールが贈られました】
CMACの職員たちは明るく笑顔で、自分の仕事に誇りを持っているような堂々とした表情をしていました。自分たちの国がより豊かに、より平和になることを目指して努力していく姿はとても輝いてみえました。
 
少しずつ、しかし着実に彼らの手によって地雷が無くなっていっています。そう思うと彼らの活動の大きさ、偉大さを感じます。
 
GEJプノンペン事務所とCMACでの話を聞き、どんな思いで活動をしているのか、そして、私たちの活動が現地の人を助けていると知ることができ、とても感慨深くなりました。
 
まだまだ、カンボジアは戦争の傷が人々の生活を苦しめています。少しでも早く、安全で豊かな国にしていこうとする、カンボジアの人々の熱い思いを聞くことができました。
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