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昔と今をくらべてみました!~農業編~

カンボジアは、今もなお戦争の傷跡が残る国です。地雷や不発弾が未だに地中に埋められている土地があります。また、ポル・ポト政権時の大量虐殺によって知識人をはじめ多くの大人が犠牲になり、生き残った人々も内戦で難民として長期避難を余儀なくされたため、先人たちが築いてきた農業技術が失われてしまいました。
 
地雷除去後の土地に住み着いた村の人々は独自に家畜や作物を育てていますが、数十年と放置された土地は荒廃しており、また、農業の知識が不十分なため、収穫量は少なく家畜も病気で死んでしまいます。
訓練前の土地(2008年)
訓練前の畑(2008年)
豊かな大地は、活動開始から今まで農業訓練に力を入れてきました。ただ食料物資を支給するのではなく、自分たちで作物や家畜を育てて、村の人々自身が豊かな生活を営むことができるように、農業技術や知識を教えてきました。
【講義の様子】
【田植えの訓練】
稲作、きのこ、キャッサバ、そして家庭菜園の栽培訓練を行いました。苗の植え方、肥料の作り方、きのこ栽培に関しては温湿度の管理などを、作物を栽培しながら農民たちに知識と技術を指導しました。
養鶏訓練は、病気を予防するワクチンの摂取、飼育環境の整備、飼料の作り方などを農民たちに指導しました。
フクロタケの収穫(きのこ栽培訓練)
養鶏訓練
農業訓練によって農民たちの知識や技術が向上し、収穫量が増えていきました。自身の食料の確保ができるようになったことに加え、栽培した作物や家畜を市場に売り出して現金収入を得ることができるようになりました。
 
それにより、訓練前は村に数台しかなかったバイクや耕運機を、農民が購入できるようになりました。少しずつ、生活が豊かになってきています。
収穫の様子(稲作訓練)
収穫の様子(キャッサバ栽培訓練)
今度は、訓練で得た知識や技術に、自分たちの努力と工夫を加えて、農民たち自身で村を豊かにしていきます。今後どのような発展をしていくのか楽しみです。
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